カテゴリータイトル

のうねん

すべての記事を読む

広げよう農年 目標上回る新規加入者14人を確保 青森・十和田市農業委員会

 青森県十和田市農業委員会(中野均会長)は2016年度、JA十和田おいらせ(竹ケ原幸光代表理事組合長)と連携し、農業者年金(農年)の加入推進活動を通じ、14人の新規加入者を確保した。年度初めに掲げた目標人数の7人を大きく上回る成果を得た。
 近年、主力農産物の売り上げが好調で、地元農家の所得が右肩上がりなのを加入推進の好機と捉え、戸別訪問や出前説明会など、きめ細かな対応を行ってきたことが結果につながった。
 同委員会は、JA、市と3者で構成する「十和田市農業者年金推進協議会」を設置する。毎年5月に加入目標の設定など1年間の推進計画を決めた後、作業部会を経て、JAは6〜7月のJA共済推進活動時に、同委員会は農閑期の11〜2月に戸別訪問に注力する。昨年度は282人がその対象になった。
 戸別訪問は、全農業委員とJAの全職員が加入推進員となり、6班体制を組んで分担。新規加入者を確保した場合、同協議会から1人につき5千円の報奨金を支給するインセンティブも用意する。
 近年、優先して加入を働きかけるのは、若手と女性の農業者で、昨年度は39歳以下が7人、女性は4人の新規加入につながった。
 「ただ全体でみると、女性の加入率はまだ2割。今後も女性への働きかけが重要」と事務局の山和也主任主査は話す。
 さらに、対象を絞った戸別訪問に加え、各地区で開かれる町内会の総会などに出向く「出前説明会」も実施。その狙いは、広く地域農家に農年を知ってもらうことだ。
 中野会長(67)は「農年の話を聞いたことがないという人をゼロにするのが目標」と意気込む。
 今年度も引き続き丁寧な活動を続け、3年連続の新規加入者数目標達成を目指す。

 [2017-5-12]