参入市町村名 |
静岡県浜松市 |
法人名 |
株式会社M(廃品回収業) |
参入の手段 |
特定法人(株式会社) |
農業部門の概要 |
【栽培作物】 |
野菜(にんじん、ばれいしょ、だいこん) |
【経営規模】 |
借入面積 40a |
【労働力】 |
2人(常時) |
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地域の概要 |
【地域の農業の特徴】
気候・地理・市場の条件に恵まれ、基盤の整備、農業者の創意工夫や技術革新により、施設野菜など多様な営農活動が行われ、全国トップクラスの農業生産額を上げている。
【農業構造】
耕地面積は13,678haで、10年間で、農家数(H17年)は14,968戸、農業就業人口は18,379人で、いずれも減少傾向にある。
【自治体としての農業への取り組み】
農業施策の中核に意欲と能力のある認定農業者をすえ、基盤の整備、技術革新を進め、地域の特長を活かした農業を推進する。
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農業参入の動機、
きっかけなど |
食品リサイクル法の施行に伴い事業系食品廃棄物の再生利用を行う過程で、有機液化分解装置「あぜりあ」の有効性と生産物の高付加価値に将来性を確信し、健康と環境安全への社会貢献を目指し、自社に農業を設置した。 |
農業経営(農業事業)の内容 |
― |
農産物の販売状況 |
独自に販路を開拓し、販売している。 |
農業参入にあたって苦労したこと |
自社で農地を探し所有者と交渉したが、地元農家の理解が得られにくく、希望する農地の確保が困難であった。また、販路の確保に苦労した。 |
現在の課題、問題点 |
周辺の農家や農業委員の理解を深めるため、情報の交換を行うとともに、良好な農地管理を進めることが必要である。 |
農業参入で良かったと思う点 |
有機液化分解装置の有効性と生産物の高付加価値により、健康と環境安全への社会貢献を行う取組みが進められた。 |
今後の展開方向、行政や関係機関に望むこと |
食品リサイクル法による事業系食品廃棄物を乳酸分解した「有機土壌活性液」による無農薬・無化学肥料栽培を進めるとともに、「硝醜態窒素」の削減に貢献したい。
また、別に農業生産法人を設立し、農地の所有権を確保したい。
希望に合った農地の提供や、循環型農法の研究への支援などを要望する。 |