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法人参入事例 参入事例紹介



このページでは農業参入された法人の事例をご紹介いたします。

参入市町村名 兵庫県神戸市(西区) 法人等名(業態名) 株式会社トーホー(卸・小売業)
参入の手段 特定法人貸付事業(平成18年6月)
農業部門の概要
【栽培作物】 露地野菜(キャベツ、タマネギ、ジャガイモ等)
【経営規模】 2.37ha
【雇用者数】 9名
地域の概要
神戸市の西端に位置し、自然環境に恵まれ、農業も比較的盛んな地域で、古くからの稲作に加え、都市近郊の立地条件を活かした園芸、畜産、観光農業などが行われている。



農家のほとんどが兼業であり、高齢化や担い手の減少、営農意欲の減退により遊休農地の拡大が懸念されている。
神戸市は平成15年11月に「人と自然の共生ゾーン特区(大都市近郊農業特区)」の認定を受け、「地域住民、事業者及び市の協働による農業の振興や農村の活性化に取り組む(現在は鳥獣害防止対策のみ特区として措置)
 
農業参入の動機、
きっかけなど

従来から「食を通して社会に貢献する」を経営理念に掲げ、「安全・安心」「健康」「環境」を基本に取り組んでいる。社会貢献で始めた食育・食農活動(平成14年に「食農情報学習プロジェクト」を実施)を皮切りに、平成17年4月、(社)兵庫みどり公社が運営する「兵庫楽農生活センター」の楽農交流事業に民間事業者として運営に参画し、露地野菜の生産や里山再生の体験コースを開設した。また、地場産野菜などを活用したレストラン「育みの里 かんでかんで」の運営も行っている。
こうしたノウハウを活用し、より効率的に実際の農業生産にも取り組みたいと考え、遊休農地を借りて農業を開始した。

農業経営(農業事業)の内容
露地野菜(キャベツ、タマネギ、ジャガイモなど)を2.37haで栽培。
農産物の販売状況
生産した野菜は、自社のスーパーで販売するほか、兵庫楽農生活センター内の直売所やレストラン「育みの里 かんでかんで」に供給している。
農業参入にあたって苦労したこと
農業は、労働時間や就業形態などで他部門と異なるため、労働法に十分配慮して社員の勤務体制を整備した。まとまった農地の情報が得にくく、自ら今の農地所有者と交渉にあたるなどして地域の合意を得た。
現在の課題、問題点 農地が飛び地であり、生産効率の問題や従業員の休憩所、トイレの設置など労働環境・衛生面で問題がある。土地が荒れており(石ころがゴロゴロ)、生産性が低い。農業そのものの収益性が低いことを改めて痛感。
農業参入で良かったと思う点 日本の食料自給率の低下や、食の安心安全が強く叫ばれている今日、食を扱う企業として、自給率の向上に貢献でき、かつ消費者に安心・安全な農産物を提供できる。
今後の展開方向、行政や関係機関に望むこと 農地情報の提供を強化してほしい。
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