鳥獣害対策最前線 鳥獣種別対策編

鳥獣害対策最前線 鳥獣種別対策編

図書コード 31-25
規格 A5判 205頁
定価(税込) 1,500 円
発行日 2019/09/26
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全国農業新聞の人気シリーズを書籍化
豊富な事例には鳥獣害対策のヒントが満載!

2019年9月26日刊行!
イノシシ、シカ、サルを中心に、ハクビシン、アライグマなど中型獣への対策、カラスなどの鳥害対策を取り上げています。94事例収録。
全国農業新聞で連載中の「STOP鳥獣害」シリーズの記事を中心に現場の取り組みを紹介した事例集です。「鳥獣種別編」と「ジビエ・2次利用編」を同時刊行!

目次

Ⅰ シカ・イノシシ・サル等対策
1 焼却処理施設を共同で運営
(北海道・「和寒・剣淵広域鳥獣被害防止対策協議会」)
2 耐用年数長く低コスト フェンシングワイヤー
(岩手・盛岡農業改良普及センター)
3 地域に合う恒久電気柵、開発・普及
2015 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農村振興局長賞
(岩手・八幡平市 中森忠義さん)
4 熊が近づけない環境づくり
2016 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農村振興局長賞
(岩手・盛岡市 猪去自治会)
5 見回り・情報提供など実施隊を補助
2017 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農村振興局長賞
(岩手・遠野市ニホンジカ捕獲応援隊)
6 地域ぐるみの捕獲対策 住民が捕獲活動に参加
(宮城・仙台市)
7 「鳥獣被害対策実施隊」編成 捕獲目標数は 14 年度の倍に
(宮城・気仙沼市)
8 増えるニホンジカ生息数 狩猟期延長など対策拡大
(宮城・石巻地方)
9 ツキノワグマのゾーニング管理 すみ分け進め被害減らす
(秋田県)
10 「猿害に強い集落づくり」 山際の 100m しっかり管理
(山形・米沢市)
11 集落立案の対策に住民一丸
2015 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農村振興局長賞
(福島・猪苗代町)
12 サルに発信器 位置特定し追い払い 捕獲、電気柵と合わせ
被害減少
(福島・西会津町)
13 鳥獣被害対策のリーダー育成事業 人材発掘・育成し市町村へ
(福島県)
14 免許取得の被害農家ら「わな部隊」 箱わな活用し猪対策
(茨城・大子町)
15 住民が力合わせ猪被害に対抗 被害の見える化 結束生む
(栃木・益子町 西明寺地区)
16 実施隊活動と柵設置で被害減少 後継者の育成が課題
(群馬・嬬恋村)
17 農地守る金網柵とグレーチング 地域一丸で定期的に管理
(群馬・渋川市 羽場坂地区)
18 地元高校生とイノシシ解体 命無駄にせず、糧にして
(埼玉・飯能市 猟師工房)
19 エコツアーに応募者殺到 狩猟の担い手確保が狙い
(千葉・鋸南町)
20 2個の扉で警戒心解く 組み立て式で楽に運搬
(山栄式イノシシ用箱檻)
21 オオカミ型ロボット使い猪対策 音・光・見た目で動物を威嚇
(千葉・木更津市 JA木更津)
22 手作りの箱わなで年間 230 頭駆除 廃材利用し経費を削減
(千葉・鋸南町 横根ワナ組合)
23 捕獲情報を瞬時に「オリワナ通信」 広域通信で多数のわな
管理
(東京・江東区 ㈱フォレストシー)

24 夫婦で猟師 捕獲獣肉処分に疑問 撃つだけでなく加工も
(山梨・富士吉田市 鹿邦)
25 経験生かし獣害対策専門会社設立 猟師目線で被害抑える
(山梨・都留市 ㈱プロテクトJ)
26 捕獲とジビエに特化し指導・普及 暮らし守るため捕獲獣有効活用
(岐阜県庁 青山まゆさん)
27 考案の防止柵複数県で活用
2017 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農村振興局長賞
(岐阜・郡上市 酒井義広さん)
28 猟師の技生かし捕獲・活用 廃棄していた肉を食品に
(静岡・南伊豆町 ㈱森守 黒田利貴男さん)
29 立木不要のくくりわな補助具「からまる棒」 捕獲後も安全・迅速に処理
(愛知県農業総合試験場)
30 スマホで確認「シカ情報マップ」 出没の最新情報 簡単に閲覧
(愛知県森林・林業技術センター)
31 対策を通して地域力アップ
2015 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農村振興局長賞
(三重・津市 上ノ村自治会獣害対策協議会)
32 犬猿の仲利用しサル対策 パトロールで圃場を守るワン「駐在犬システム」
(三重県農業研究所紀南果樹研究室)
33 サルの接近をメールで 追い払いに重点 共生が目的
(三重県 NPO法人サルどこネット)
34 「地域力」を武器にサルに対抗 行政と住民協力し被害軽減
(三重・伊賀市)
35 地域の力で被害を防ごう 研修会で防除意識高める
(新潟・村上市)
36 獣害対策担う人材の育成 住民の活動 自治体が支援を
(新潟・長岡市 NPO法人新潟ワイルドライフリサーチ)
37 女性が活躍 約 30 種の捕獲器製造 使いやすさと安全性が特徴
(新潟・燕市 ㈲栄工業)
38 強化月間設けイノシシ対策 リーフレットで普及・啓発
(富山市 イノシシ等被害対策研究会)
39 市全体で被害出さない環境づくり
2016 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農村振興局長賞
(富山・氷見市 氷見市鳥獣被害防止対策協議会)
40 モンキードッグを育成 地域からの相談きっかけに
(富山県立中央農業高校)
41 被害額・面積6割減目指す わなの免許取得などに助成金
(石川・珠洲市)
42 水田放牧で害獣対策 放牧牛に小学生が草やり
(福井・美浜町 興道寺環境保全会)
43 「平成のシシ垣」猪防除に効果 黒いネットが侵入減らす
(長野・諏訪市 神宮寺地区片山)
44 専門的な視点で長期的対策
2016 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農林水産大臣賞
(長野・小諸市)
45 100 頭のモンキードッグを訓練 人と犬 力合わせて被害減へ
(長野・安曇野市 安曇野ドッグスクール)
46 ICT 機器利用しイノシシ対策 行政と住民の団結も大切
(長野・塩尻市 北小野地区)
47 非農家含め住民の意識一つに 組織つくり防護柵の維持管理
(長野・松本市 梓川地区小室地域)
48 麦の特性やシカの習性考慮 品種・播種時期・電柵 組み合わせて防除策
(滋賀県農業技術振興センター)
49 “猪”好まない作物を選定 対策を併用すると効果的
(滋賀県農業技術振興センター)
50 若手ハンターが活躍 「緊張感に満ちた時間が好き」
(京都・南丹市 西村舞さん)
51 委員会設置し、事例集配布 鳥獣害対策の発信に注力
(京都・舞鶴市農業委員会)
52 地域ぐるみで電気柵設置、維持管理も 行政が資金面で支援
(京都市)
53 AI を利用した囲いワナ 省力で高能率な捕獲を実現
(かぞえもんAir)
54 多様なつながりでサル害を減
2017 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農林水産大臣賞
(兵庫・篠山市有害鳥獣対策推進協議会)
55 隣接の三重・名張市と連携 モンキードッグの育成も
(奈良・宇陀市)
56 大きさを選択して捕獲 電子トリガー付き箱ワナ
(和歌山県果樹試験場)
57 町域越えて連携しイノシシに備え 実施隊 農家と一緒に柵設置
(鳥取・日野郡 日南町、日野町、江府町)
58 野生鳥獣寄せ付けない環境づくり 地域ぐるみで対策を推進
(岡山・勝央町 豊久田下地区)
59 ICT 使い捕獲を通知 わなの見回り効率的に
(岡山・美作市)
60 地道に環境整備し猪被害ゼロに
2017 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農村振興局長賞
(広島・芦田町福田割石地区鳥獣被害対策協議会)
61 着実に対策し被害額 4000 万円減 防護柵設置と捕獲 両輪で対抗
(山口・下関市)
62 独自の捕獲員制度で成果上がる ヌートリアが新たな脅威に
(山口・宇部市)
63 ワイヤメッシュ設置で効果 イノシシ・ニホンジカ・サル捕獲に助成
(徳島・つるぎ町)
64 「捕獲」「環境づくり」「防護」 町ぐるみでの防除意識向上
(香川・小豆島町)
65 設置後イノシシ捕獲数3倍に 出没状況レベル分けし対応
(香川・高松市 高松市鳥獣被害対策実施隊)
66 人材育成に力、わな師 126 人確保 危機感共有し地区一体で
(愛媛・松山市 中島地区)
67 住民一致団結“漁網で獣害ゼロ”へ
2016 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農村振興局長賞
(高知・四万十市 東富山地区大屋敷集落)
68 誰でも簡単に設置可 猪と鹿の捕獲頭数が急伸
(わな造君)
69 広域鳥獣クラウド・プロジェクト ICT 活用 捕獲・通知、追い払い
(福岡・直方市)
70 捕獲と防除で猪被害大幅軽減 熟練者が捕獲者を育成
(佐賀・武雄市)
71 若手ハンターが活躍 農家目線を生かし実績上げる
(長崎・雲仙市鳥獣被害対策実施隊 若手4人)
72 イノシシ対策に特化したインストラクターを育成 正しい知
識で被害額半分に
(長崎県)
73 三つの対策で猪被害は大幅軽減 小動物被害、新たな課題に
(長崎・佐世保市)
74 天敵いないイノシシ 爆発的に増加 三つの対策で被害額3分の1に
(長崎・平戸市)
75 出没・捕獲の画像 捕獲員に自動送信 情報を共有し捕獲数5倍に
(長崎・五島市)
76 有害鳥獣対策日本一目指す
2015 年度鳥獣被害対策優良活動表彰 農林水産大臣賞
(熊本・あさぎり町 松尾集落)
77 専門家から効果高い対策指導 意識変わり自主的に活動
(熊本・玉名市 上有所地区)
78 若手農家が獣害から地域を守る 効率的な捕獲方法の確立目指す
(熊本・くまもと☆農家ハンター)
79 担い手を育てる鳥獣害自衛団 若手有志「できることをやろう」
(熊本・くまもと☆農家ハンター代表 宮川将人さん)
80 「有害鳥獣捕獲班員」を増員 大型捕獲装置の設置も同時に
(大分・玖珠町)
81 県の主導でハンター確保に本腰 免許申請手数料を全額免除
(大分県)
82 長距離防護柵設置が威力 捕獲対策と併せ侵入防止
(宮崎・高千穂町)
83 非農家含め全戸“人ごとにせず”協力 中山間で6年被害ほ
ぼゼロ
(宮崎・木城町駄留集落)
84 鹿の生息数増え、被害拡大 巡回など活動“お助け隊”設置
(鹿児島・西之表市)
85 猪による牧草被害 草種を選んで被害軽減
(農研機構西日本農業研究センター)
Ⅱ その他獣種対策
1 協議会発足しアライグマ対策 講習受けた市民を捕獲従事者に
(青森・弘前市)
2 集落ぐるみで高齢化の壁超える 被害及ぼす相手を知る
(岩手・住田町 土倉集落)
3 前足使う特性を仕掛けに利用
(アライグマ専用捕獲器ラクーン キューブ)
4 ハクビシン対策マニュアル 生態や被害防止方法を解説
(富山・高岡農林振興センター)
5 中型獣対策に長野式電気柵 ネットと電気柵を組み合わせ
(長野県農業試験場)
Ⅲ 鳥害対策
1 問題の背景を明らかにし 生態利用の対策が効果的
(山形大学 後藤三千代客員教授)
2 カラス捕獲に自ら設計のおり 学習能力高く日々対抗策探る
(神奈川・平塚市 浜田昌伯さん)
3 ヒヨドリ対策にミシン糸が効果 収穫の邪魔せず安価に設置
(三重県農業研究所紀南果樹研究室)