農地情報公開システム 本格稼働に向けて

 農地情報公開システムは当初の予定通り、2016年度(平成28)にシステム開発を完了し、全国の農業委員会からの農地台帳データと農地地図データの変換・移行作業を進めているところです。
 同システムは、かつて類を見ない大規模なシステム構築になるものですが、その目的は農地の利用促進など施策の推進とともに農業委員会の事務効率化などにも役立てられるよう検討・開発が進められてきたものです。
 とりわけ農地利用状況調査など、農業委員、農地利用最適化推進委員が農村現場で圃場確認をするうえでスマートフォンなどを活用すれば、目的の農地と自分の位置とが一目でわかり、当該農地に到達するまでの時間短縮が図られています。