東大和市農業委員会会長職務代理の岩田高雄さん（67）は、このほど同市認定農業者協議会の初代会長に選任された。
　岩田さんは、農地の減少、担い手不足などの現状を打破するために認定農業者同士が情報を交換・共有する場が必要と考え、同協議会の設置を進めた。
　活動内容としては、農業経営、技術についての研修会や講演会の開催、また市民との交流を通して教育・防災などの都市農地の必要性をPRし、地域住民との相互理解を進めていく予定だ。
　現在22人が会員となっており、これからも人数を増やし、さまざまな意見を集約し、行政への働きかけを行っていくという。
　岩田さんは「まだ手探り段階だが、試行錯誤を繰り返し、市や関係団体と協力して東大和市の農業を守っていきたい」と今後に向けて意気込みを語る。

写真説明＝市認定農業者協議会の初代会長に選任された岩田さん