食育活動に尽力

　しまね農業委員会女性協議会会長に就任した新田里恵委員（安来市農業委員会）は、「食材の本当の味を知ってほしい。子供たちの喜んだ顔がみたい」という思いから、食育活動に力を入れている。
　同市南小学校からの依頼で、畑作り、季節の野菜作り、作った野菜（大豆であれば豆腐、みそ作りなど）の調理指導で講師を務めたのがきっかけだ。
　その後、自校方式で給食を提供している市内の小学校や認定こども園から地元野菜を提供してほしいと依頼を受け、地域の農業者をまとめ地元食材を提供。年間を通し食材のPRにも力をいれている。
　新田委員は「自分たちが作った食材を食べて、おいしさ、作る喜びを子供たちに味わってほしい。1人でも多く担い手になってくれる子供たちが出てくることを楽しみに活動しています」と笑顔で語ってくれた。

写真説明＝「食育活動に尽力したい」と意気込みを語る新田委員