明日につなぐ(21)かながわ農業委員会女性協議会会長・神奈川県相模原市農業委員 榎田 和子さん

 神奈川県相模原市の榎田和子さんは、露地とハウスで季節野菜を栽培し、6次化として加工品づくりにも取り組んでいる。
 夏はトマトやナス、冬は葉物野菜をメインで手掛け、その一部を自宅の加工所で漬物、乾燥野菜、ジャムなどに加工。いずれも市内4カ所の直売所で販売している。
 農産加工に取り組む人を地域に増やしたいと、榎田さん自ら発起人になって、2010年には「つくい農産加工の会」を発足。会のメンバーらで視察・研修などに取り組んできた結果、「加工に取り組む仲間が増えて、みんなで切磋琢磨(せっさたくま)し合える環境ができた」と喜ぶ。