農委魂 農業者年金への加入を推進 徳島・勝浦町農業委員会会長 瀬戸 正彦さん、会長職務代行 小山 善昭さん

 「“若い農業者にサラリーマン並みの年金をもらっていただきたい”という思いで、加入目標を2人に定めて推進を行った結果、4人を獲得することができました」と笑顔で語るのは農業委員会会長の瀬戸正彦さんと会長職務代行の小山善昭さん。
 勝浦町は人口約5500人のミカンの産地で、2人はミカンを栽培する専業農家だ。勝浦町農業委員には同時期に選任され、現在4期目11年目のベテラン委員として活躍する。
 現在の課題は中山間地域の耕作放棄地を防ぐことだ。政策支援加入者を増やすことで、将来にわたって農地として使われるよう働きかけるのがねらい。
 「県版の農業者年金の加入推進パンフレットを活用して、2人で力を合わせて加入推進しています。人口の少ない地域ですが、担い手がいる限りは二人三脚で推進を行っていきます」と熱く語った。

写真説明=瀬戸会長(左)と小山会長職務代行