住民と協力し遊休地解消 福岡 北九州市西部農業委員会

 北九州市西部農業委員会(久野善隆会長)は八幡西区楠橋地区で、集落につながる道路沿いの遊休農地約10アールの解消に取り組んだ。
 現地は、雑草や灌木(かんぼく)の繁茂が激しく、また、大量のごみの不法投棄もあり、周囲の農地への影響にとどまらず、生活環境も悪化させていた。
 そこで、農業委員会と地域の自治会が手を携えて、解消に乗り出した。中でも、不法投棄のごみについては、農業委員・農地利用最適化推進委員と地域住民、総勢15人が回収に当たった。
 同農業委員会では、今回のように地域住民と協力した活動とともに、管内の遊休農地の解消に向けた具体的な取り組みを今後も積極的に行っていくことにしている。

写真説明=遊休農地解消対策実施実施後(上)と、前(下)