3年目の農地中間管理事業 農委会が力を発揮 農地情報提供や制度説明、利用調整など

 3年目を迎えた農地中間管理事業。制度が浸透してきた2年目の2015年度は実績を伸ばすことが確実とみられている。その中で農業委員会の果たした役割は大きい。農地情報の提供や利用意向の確認にとどまらず、制度説明、利用調整など制度と現場を結びつける活動などに力を発揮している。手応えを深める岩手県花巻市と長野県伊那市の農業委員会を訪ねた。

写真上=地域一体で集積(右から小田島和広事務局次長、公社の千田事務局長、伊藤会長、佐藤事務局長)

写真下=92.4ヘクタールの農地を集積したはるちかの役員ら(左から田中・前農業委員会会長、島原正憲前組合長、黒河内組合長))