農地パトロール本格化 遊休農地の発生や違反転用防ぐ

 夏本番を迎え、農地の現場も熱気を帯びる。8月に入ると各地で農業委員会の実施する農地パトロール(利用状況調査)が本格化する。遊休農地の発生や違反転用を防ぐため、地域の農地利用を確認する重要な取り組みが始まる。「農地利用の最適化」を見据え、新体制に移行した農業委員会では、農業委員とともに農地利用最適化推進委員が額の汗をぬぐいながら地域を回る。

写真説明=遊休農地を見回る渋川市農業委員会(右から齊藤会長職務代理者、堀込会長、山本彰一郎農政部会部会長、狩野徳市第二農地部会長)