FRONT LINE 地元農産物の魅力発信へ 秋田・美郷町 仙南アグリボーイズ

SABの共同圃場で。(左から)梅川さん、鈴木さん、高橋さん、JA職員でメンバーの高橋純一さん(33)    

 秋田県美郷町を中心とした20~30代の若手農業者7人が、グループ「仙南アグリボーイズ」(SAB)を結成。共同栽培した作物をイベントで加工・販売し、地元農産物のPRと農業の魅力発信をねらう。

 メンバーはJA秋田おばこ青年部仙南支部(美郷町)の部員10人のうち7人(うち2人はJA職員)で、今年4月に結成した。青年部の飲み会で、毎年10月下旬に開かれる「美郷フェスタ」でじゃがバターを出すことになり、ジャガイモの生産から取り組む活動母体として誕生した。
 同フェスタは町の産業振興や文化向上などを目的に2日間の日程で開かれ、町内外から延べ約9千人が集まる一大イベント。青年部仙南支部はブースを出展し、部員の農産物を販売するほか、ここ2年はトマトやサツマイモ、カボチャなどの野菜をブレンドした甘酒も販売していた。甘酒は1年目は1日に90杯を売り上げたが、昨年は落ち込んだため次はなにをするかが課題だった。
 共同栽培する2アールの圃場を提供したのは、青年部仙南支部長でアグリボーイズリーダーの高橋広樹さん(37)。4月下旬に整備し、5月上旬に作付けた。いろいろ食べ比べてもらおうと、アンデスレッドやノーザンルビーなど9種類。整備、作付けは全員でしたが、草取りや水やりは気付いた人が仕事の合間にするようにした。スイカやメロン、スイートコーン、サツマイモなど、メンバーが栽培していない作物も植えた。