【列島最前線】新しい東京の胃袋 東京・江東区 豊洲市場 青果棟

 世間の注目を集め10月11日にオープンした豊洲市場(東京都江東区)。観光地にもなっていた築地からの移転には賛否両論があった。開場から2カ月がたち、新たな東京の胃袋として、順調に歩みを進めているようだ。意外と知られていない豊洲の青果棟を訪れた。

 豊洲は、卸売市場として日本初となる全館閉鎖型の施設。面積は40.7ヘクタールと築地の1.7倍だ。魚市場のイメージが強いが、青果も扱う。特に新市場では、産地から届く青果を低温のまま出荷できるコールドチェーンに対応した。
 青果棟は12.8ヘクタールの3階建て。年間を通して22度に管理されている。新たに設置された自動立体低温倉庫には765パレットが収納可能で、仲卸問屋が入る1階とスーパーや飲食店の倉庫がある3階で荷受けができる。完全閉鎖型のため、衛生面の評価も高い。

写真説明=「年末はイチゴがお薦め」と話す駿河屋の笹尾社長