日本農業技術検定試験 過去の合格者体験記(平成24年度第1回)

JAにおける日本農業技術検定への取り組み(1級、2級、3級合格体験記)

JAふくおか八女 花き課 平井 靖文

  我がJAふくおか八女では、平成22年度に営農指導員の資質向上と営農指導の充実を図ることを目的に営農指導体制の見直しを実施しました。
 その改革の一つが、営農指導員を経験年数及び知識・技術の習熟度により4段階にランク付けすることでした。そのランク付けの基準として「日本農業技術検定」を利用し、営農指導員はそれぞれ上のランクを目指し自己啓発を図っています。我がJAには野菜・果樹・花き・茶などを担当している営農指導員は45名おりますが、全員受験しています。
 今では営農指導員のみならず、肥料・農薬の購買店舗の職員や指導員以外の職員も、自分の知識を高め、少しでも組合員の役に立てるよう多くの職員が受験しています。

日本農業技術検定1級合格体験記

宮崎大学 農学部 4年 濱藤 豊(現在は卒業して農業研修中)

 宮崎大学農学部では3年生が受講するフィールド実践実習(農場)などで日本農業技術検定の受験をとり入れています。教員だけでなく現場で働いている技術職員から実践的な農業技術を学びます。私を含め実習生の多くは3年生の時に三級と二級に合格しました。私は4年生になってからも大学農場の研究室で日本農業技術検定の勉強を続け、2011年12月の受験では一級に合格することができました。
 以下では、今後の受験生の参考に少しでもなればと思い、私の経験を書かせていただきます。
 まず、一級は出題範囲が広いため、過去問の傾向とホームページに出ている出題範囲のキーワードなどから、勉強するべき範囲を絞ることが重要だと思います。
 基礎的な勉強には、野菜分野を選択するのであれば、「野菜栽培の基礎 (農学基礎セミナー) 農山漁村文化協会」が良いのではないかと思います。さらに、一級のレベルに対応するために、「蔬菜園芸学 川島書店」などの専門書があると頼りになります。
 次に、共通問題について、私は農業政策・経営の分野を中心に勉強しました。経営に関する計算問題は毎回出ているので、おさえておく必要があると思います。
  また、一級は一問当たりに使える時間が短いうえに、そのなかで高い正答率を出さないといけないため、テンポ良く確実な解答が求められます。解き方を工夫してスピードアップをねらって下さい。
  一級受験で得た知識は、現場で多くの発見と疑問に気付かせてくれます。合格だけを目標にせず、さらに上のレベルを目指して頑張って下さい。 

大学農場実習における農業技術検定の取り組みとその教育効果

日本大学生 物資源科学部 准教授 磯部 勝孝

 日本大学生物資源科学部植物資源科学科では1年生と2年生が受講する農場実習の中で農業技術検定の受験を取り入れています。合格目標は1年生が3級、2年生では2級としています。
  実習ではあらかじめ担当の先生方に検定試験の過去問を見ていただき、その内容に関するものをできるだけ取り入れているので、学生にとっては実物を見ながら勉学できるので大変わかりやすくなりました。また、検定試験の3ヶ月ほど前からは放課後、受験対策講座を毎週行なっています。この対策講座では実際に過去問を所定の時間内にどれだけ解けるか確かめるとともに、各分野の先生方に解説をしていただいています。農場実習でこの検定試験を受けるようになったことで学生の目的意識が明確になり、農場実習に対する取り組み方もより真剣になりました。
 また、卒業後、農業に関する職業を目指す学生には修得している専門資格としてアピールできるようです。これからも農場実習でこの検定の受検を取り入れて、教育効果を高めたいと考えています。

日本農業技術検定2級3級合格体験記

鯉淵学園農業栄養専門学校 農業実践科研修生 須藤 利幸

   農業経験の無い非農家出身の私でも、農業技術検定の2級と3級に合格する事が出来ました!
 私は、この5月より、職業訓練の研修生として、鯉淵学園の農業実践科で農業技術の習得に勤しんでいます。
 鯉淵学園では、私の様な農業未経験者でも理解しやすい様に、講義と実習のバランスが取れたカリキュラムが設定されています。
 カリキュラムの範囲としては、畑作全般から稲作、果樹、そして畜産までと多岐にわたり、食肉加工を含む食品加工体験等もあり、飽きる暇も無い程、様々な経験を積むことが出来ます。
 農業技術検定については、入学当初より、先生に技術検定の意義や、これからこの資格がより高く評価されるであろう事、そして何より自分自身の農業への理解度を高めるのにうってつけであるとのお話を聞いていたので、是非トライしてみようと思いました。
 試験勉強のテキストには、先生の薦めもあり、以下のテキストを使用しました。
 農文協の農学基礎セミナー 新版 農業の基礎、全国農業高等学校長協会の厳選 農業技術検定 傾向と対策 100問+演習問題50問 3級(2級対応)。
 特に2級の試験問題では、選択科目の比率が高いので、どの科目を選択するかが重要であるとの助言を先生から頂いていたので、一番受講時間が多い野菜にターゲットを設定しました。
 当該テキストでは、野菜の科目を重点的に熟読しました。
 また、過去問題を使用して本番同様の試験時間で模擬試験を繰り返し実施、間違えた問題は声に出して頭に入るまで何度も復唱して覚える様にしました。
 カリキュラム上でまだ修了していない内容や難しい問題は、先生に直接質問し事細かく説明を頂いたので、出題範囲の中で理解できない所はありませんでした。
 今回、農業技術検定にチャレンジし難関を潜り抜ける事が出来、非常に嬉しく思います。
 また、自分と同じ様に、農業技術検定を受験するチャレンジャーが沢山現れると喜ばしい限りです。

日本農業技術検定2級合格体験記

JAふくおか八女 花き課 平井 靖文

 私は、今年で60歳。農業を志し埼玉県農業大学校の実践コース(野菜専攻)で、実践的な農業を学ぼうと決意しました。初心者にとってまず戸惑ったのが、専門用語。せっかく購入した電子辞書でも検索できない用語もありました。
 そのような中で、日本農業技術検定を知り、3級と2級を受けました。3級は農作業の意味が理解できる入門レベル、2級は農作業の栽培管理等が可能な基本レベル。大学校では栽培の実践的な勉強を中心に、座学も行います。検定の勉強は、大学校で学んでいる 知識や技術を再確認し農業に対する理解を深めるのに大変役立ちました。
 検定への合格は大切ですが、検定に向けて勉強し努力する事も、農業への理解をより一層深めることにつながると感じました。農業を志す老若男女の皆さん、ぜひチャレンジして下さい。

日本農業技術検定2級合格体験記

神奈川県農業技術センターかながわ農業アカデミー 技術専修科 高橋 洋子

 農業をやりたいと考えていたところ 高度で先進的な知識と技術力を学べる「かながわ農業アカデミー」のHPを見つけ技術専修科に入学しました。
 日本農業技術検定のことは 学校の先生から聞きました。試験範囲は、農業を営む為 には欠かせない基本的内容で これは一度きちんと勉強しておかなくてはと思い受験しま した。
 学校と家事に追われ なかなか時間が作れず家事の合間などの細切れ時間で勉強しま したがどうにか合格できました。今は土壌と肥料についてもっと詳しく知りたいと思っています。 おいしくて安全な野菜を作るためにしっかり勉強していきたいと思います。

日本農業技術検定2級合格体験記

北海道帯広農業高等学校 3年 酪農科学科 稲垣 登央

 私がこの農業技術検定2級に合格できたのは、主に二つの理由があります。一つは、教科書やノートの復習をしっかりやったことです。問題を見てみると、ほとんどが、授業のどこかで触れた内容です。1時間1時間の授業を大切にし、また、内容をよく復習しておくことが大切だと思います。二つ目は、直前に、担当の先生から講習会を開いていただき、練習問題や資料でしっかり勉強したことです。練習でやった問題と似たような問題も数問出題され、その部分は、確実に解答することができました。
  過去問をみると似たような問題がかなり多く出題されているので、頻出の過去問をしっかりやっておけば、高得点とまではいきませんが、必ず合格できると思います。みなさん、頑張ってください。

日本農業技術検定2級合格体験記

東京都立園芸高等学校 3年 園芸科 岡田 ちふみ

  私の通っている都立園芸高校は農業系高校です。私は野菜を専攻しているので、受験科目も2級の「野菜」のみにしました。2級の科目の中に得意教科があるなら、2級だけの受験にすると「2級と3級」よりも試験範囲が広くないので思うより楽だと思います。
 勉強するときはまず過去問を解いて、次に解説を読み、授業で使った教科書とノートも使って理解を深めました。そこでは自分の知らない用語などを別のノートにまとめ、説明を読んだら用語が思い浮かぶまで繰り返します。それを過去問5回分やりました。そして、それぞれ何度も繰り返します。問題の上に正解した回数と間違えた回数を書き込み、5回正解するまでやり続けます。始める時期は早いほど良いですが、私は1ヶ月前からでした。
 大事なのは正解の選択肢を覚えるのではなく、理解することと繰り返すことです。これから受験するみなさん、がんばってください。

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