行政・農業委員会組織の方
行政・農業委員会組織の方へ向けた支援の情報をご紹介します。
- 農業委員会会長大会について知りたい
- 全国農業委員会職員協議会について知りたい
- 女性農業委員の登用促進について知りたい
- 耕作放棄地発生防止・解消活動の優良事例について知りたい
- 経営の優良事例を知りたい
- 農業分野における女性・高齢者の活動の優良事例を知りたい
- 次世代の女性リーダー、組織における女性登用の優良事例を知りたい
農業委員会会長大会
農業委員会組織の改革のため、農業委員会会長大会では、毎年、全国の農業委員会会長が一堂に会し、組織活動に関する決意や政策提言を行っています。決議事項や政策提言の内容をお読みいただけます。
全国農業委員会職員協議会
職員の資質向上と相互研鑽、情報共有の観点から、農業委員会としての横のつながりを強化するため、全国を東、中、西日本に分け、研修会を行っています。
また、情報提供活動として、全国農業新聞に掲載された農業委員会の取り組みをとりまとめ、各地域の職員協議会に配布しております。
農業委員会系統組織と一体となって問題等を提供・共有し、農業委員会の公正な運営と業務の適正な執行を目指します。
女性農業委員の登用促進
平成28年4月に改正農業委員会法が施行され、同法では、「委員の年齢、性別等に著しい偏りが生じないように配慮しなければならない」(第8条第7項)と明記されており、農業委員会組織では、「女性が一人も登用されていない農業委員会の解消」、「一農業委員会あたり複数の女性の選出」を目標に女性農業委員の登用を推進しています。
政府でも「男女共同参画基本計画(第5次)」において「地域をリードできる女性農林水産業者を育成し、農業委員(中略)に占める女性の割合の向上や女性登用ゼロからの脱却に向けた取組などを一層推進する」とし、令和7年までに30%を達成することが求められています。さらに、令和3年6月に閣議決定された「女性活躍・男女共同参画の重点方針2021」において、「農業委員会について、(中略)農業委員に占める女性割合の目標や女性委員の登用のための具体的取組を定めるよう、(中略)各市町村に促す」こととされ、これらの達成が急務となっております。
このような状況を鑑み、全ての農業委員会において、女性の農業委員・農地利用最適化推進委員が登用されるよう、組織一丸となって取り組まねばなりません。
耕作放棄地発生防止・解消活動の優良事例について知りたい
耕作放棄地の発生防止と解消は、日本農業が当面している諸問題の中でも対応が急がれる重要課題です。耕作放棄地の発生防止と解消のためには、農業者をはじめ行政機関、農業団体などすべての関係者が、農地を社会が共有する宝として大切に保全管理し、有効利用するという気運を醸成することが重要です。
本事業は、農業・農村現場において耕作放棄地の発生防止・解消活動を展開する団体等でその取り組みや成果が他の模範となる者を顕彰し広く普及することにより、今後の耕作放棄地の対策の促進に寄与しようとするものです。
経営の優良事例を知りたい
全国農業会議所、全国農業協同組合中央会など21の関係機関・団体で組織する全国担い手育成総合支援協議会は、認定農業者の経営改善への取り組みや、集落営農組織の地域農業を確立するための取り組みなど、地域のリーダー的な活動を表彰する優良経営体表彰事業を実施しています。
農業分野における女性・高齢者の活動の優良事例を知りたい
農山漁村における女性や高齢者といった地域の多様な人材は、農山漁村を支え、農山漁村生活の充実と地域経済の活性化に重要な役割を果たしており、農山漁村の6次産業化、食の安全・安心の観点からも、これらの活動が活発になるように支援していく必要があります。
このため、農林水産業及び農山漁村生活並びに農山漁村の活性化に優れた活動の実績をもち、男女共同参画の推進又はいきいきとした高齢者の活動の推進のために積極的に活動している経験豊富な女性・高齢者の個人又は団体を表彰することにより、女性や高齢者といった地域の多様な人材が農山漁村でいきいきと活躍できる環境づくりを推進しています。
次世代の女性リーダー、組織における女性登用の優良事例を知りたい
農山漁村において女性は、農業就業人口の過半を占めているとともに、起業活動等により、地域において活躍しています。
政府として、「2020年までに指導的地位に女性が占める割合を少なくとも30%程度」とすることを目指しており、他分野に比べ遅れている農山漁村において、女性の登用を進めることが急務です。このため、次世代を担う地域リーダーとなることが見込まれている若手女性及び女性の参画を積極的に推進している組織等を表彰することにより、農山漁村における男女共同参画の取組を推進しています。