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農業技能実習評価試験とは

農業技能実習評価試験は、技能実習制度の農業分野において、外国人技能実習生が修得した技能を評価することを目的にした試験です。厚生労働省人材開発統括官により認定されて、全国農業会議所が実施しています。

外国人技能実習生が、「技能実習1号」→「技能実習2号」→「技能実習3号」と移行する際は農業技能実習評価試験を受験し合格することが必要です。

1 試験実施機関

一般社団法人全国農業会議所

2 対象職種・作業(2職種6作業)

  • 耕種農業:「施設園芸」、「畑作・野菜」、「果樹」
  • 畜産農業:「養鶏」、「養豚」、「酪農」
施設園芸・・・
温室やビニールハウス等の施設を利用して行う園芸作物の栽培作業
畑作・野菜・・
畑(露地)で行う作物を組み合わせた周年栽培作業
果樹・・・・・
果樹園(温室等の施設利用を含む)を利用して行う果樹
(その果実が食用に供される永年作物)の周年栽培作業
養豚・・・・・
豚を家畜として飼養する作業(繁殖作業、肥育作業等を含む)
養鶏・・・・・
採卵用鶏の飼養および採卵作業
酪農・・・・・
乳牛(将来の搾乳を目的とする子牛を含む)の飼養および牛乳の生産作業

3 試験方法

(1)
試験科目:学科試験と実技試験
(2)
使用言語:すべて日本語
試験問題は、口語体ひらがな、分かち書き(語と語の間を開けた書き方)で、ヘボン式ローマ字を併記してあります。
初級の学科試験では試験官が試験問題を読み上げます。
(3)
試験会場:外国人技能実習生の居住地等を勘案して決定します。

4 受検の申請方法

監理団体は、外国人技能実習機構(OTIT)の「受検手続支援サイト」で受検申請を行ってください。

 詳細はこちらの「受検手続きの流れ」をクリック

5 受験料

受験料は1人当たり15,400円(学科試験5,100円、実技試験10,300円)。

なお、全国農業会議所が指定した試験会場以外の受験では、受験料のほかに交通費の実費等を徴収する場合があります。

6 合格者等の決定

監理団体マイページに試験結果を掲載します。合格者には農業技能実習評価試験合格証明書を交付します。

7 不合格者の再試験

不合格者は、希望すれば、再試験を1回に限り受けられます。再試験の受験料は1回目と同額ですが、受験料のほかに交通費の実費を徴収する場合があります。

8 欠席者の取り扱い

欠席の理由が健康上の理由等、全国農業会議所が認めた場合に限り再試験を認めます。